インスリンへの思い正しい知識がないとインスリンに抵抗があります。私もそうでした。母にインスリンを注射器で打っていた時期があります。 他人様の腕や腹などに注射器をブスッと刺すのはコワイ。 痛そう~ 母はノボリン30Rだったかな? 朝、夕の2回打ち。 昼にのんびりしてると低血糖になったりするので、急いで昼食をって感じでした。 お陰で私は時間に振り回されていました~こうなると介護は相当な疲れが出ます。 時間に追われ、時間との闘い。 時間に振り回されたくなくて腕時計を止めたくらいです。 いつも時間と、にらめっこで精神的に悪かったです。 だからインスリンに対して、良いイメージなんてありません。 いつも低血糖の心配して。 時間に振り回されて。 だから私も将来、インスリンはいやだな~と思っていました。 QOLの低下で普通に生活が出来ない。 それにカラダに悪い物と思っていたので、少しでもインスリンを減らして離脱できたらいいのにって考えていました。 そう思うのが世間の常識になってると思う。 インスリンにすると、自分のインスリンが出なくなるとか? だいたい民間療法をススメル本なんかを見ると書いてある。 インスリンになったら、重症で終わりみたいなイメージ? それが一般的な人が思い描いているものだと思う。 実際に母にインスリンを打ってる私もそう思っていましたから。 入院してインスリン導入をする時になって、、、今までの自分とは違ってしまうって思いました。 でも実際にインスリン導入してから、どうでしょう? 全く、インスリン事情が変わってたのです。 数年前から出現した”超速効型”インスリン。 これには参りましたね。 QOLを下げることなく生活できるんです。 打つ頻度は多くなるけど、次の食事が遅くなっても大丈夫という安心感。 低血糖の恐れから、心が少し開放されました。 それに経口薬の副作用による不快感がなくなって来る。 本来のカラダに戻ろうとしてるのが分かりました。 他人に注射をするのと違い、自分にするのは痛くないのを実感。 おまけに私はインスリンのにおいが大好き!な変人。 これは自分に合ってるなぁと考えがすっかり変わってしまった。 インスリンに対しては言い尽くせない思いがある。 今まで悪者にしててゴメン。 私のカラダをしっかりサポートしてくれている。 今では愛着まで感じている。 入院先の主治医”私がもしも糖尿病になったら経口薬ではなくインスリンにします”と話していたが、本当にそれだけカラダには安全で優しいものです。 |